🐚 ぷかぷか島日記
ゆうやけを みながら かんがえごと
ひとりごと

ゆうやけを みながら かんがえごと

夕やけの浜に、三人ならんで すわる。きれいだね、のあとに、ことばが つづかない。

夕方、チロとガジと三人で、浜にならんで すわっていた。空が、だんだん オレンジから むらさきに かわっていく。「きれいだね」と ぷっかが言った。

「きれいだな」とガジも言った。チロも「きれい」と言った。そのあと、だれも なにも言わなかった。きれいなものを見ると、ことばが すくなくなるのは どうしてだろう。

夕やけは、まいにち かたちが ちがう。きょうの夕やけは、きょうしか 見られない。そう思うと、ぼーっと見ているだけの時間も、なんだか たいせつに思えた。

やがて、空が くらくなってきた。「そろそろ かえるか」とガジが立ちあがる。立ちあがりたくない気もちと、おなかが すいた気もちが、ぷっかの中で すこし けんかしていた。

きょうの つぶやき

「きれいなものの前では、ことばは あまり いらないみたいだ。」

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