きせつ
ほしぞらの下で ねむるまで
夜の浜で、星を見ながら ねむくなるのを待つ。数えきれない光の下で、まぶたが おもくなる。
夜の浜に、チロと ねころんで、星を見ていた。空には、数えきれないほどの 星が あった。「ぜんぶ 数えられるかな」とチロが言って、すぐに あきらめた。
星は、とおくに あるらしい。ホロさんが そう言っていた。こんなに ひかっているのに、とおくにある。とおくにあるのに、ちゃんと 見える。ふしぎだなあ。
見ていると、まぶたが だんだん おもくなってきた。「ねむくなったら、ねていいんだよ」と、となりで チロが もう半分 ねた声で言った。
波の音が、子もり歌みたいに 聞こえる。あしたも、波の音で目がさめるんだろうな、と思いながら、ぷっかは ゆっくり 目をとじた。
きょうの つぶやき
「とおくて、さわれないものでも、ちゃんと そばにいてくれる。」