🐚 ぷかぷか島日記
あめの日は みんなで ほらあなで
なかま

あめの日は みんなで ほらあなで

雨がふると、みんな自然と ほらあなに集まってくる。なにをするでもない、いい時間。

朝から、しとしとと雨。こういう日は、みんな なんとなく ほらあなに集まってくる。ぷっかが行くと、もうチロとガジとホロさんがいた。だれも さそっていないのに、ふしぎだ。

ほらあなの外では、雨が しずかにふっている。「雨の音って、いいよな」とガジが言った。めずらしく、やさしい声だった。チロも こくりとうなずいた。

ホロさんが、むかしの話を ひとつしてくれた。とくに教訓のない、ただの むかしの話だったけれど、なぜか みんな、しずかに聞きいってしまった。

雨は、なかなか やまなかった。でも、だれも こまっていなかった。やむまで ここにいればいい。それだけのことだった。

きょうの つぶやき

「なにもしない時間を、いっしょにすごせる相手がいる。それがなかま。」

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