もり
チロと まつぼっくりを 100こ かぞえる
「100こあつめたら、いいことがあるかも」。チロのひらめきで、森の一日がはじまった。
チロが「まつぼっくりを100こ集めよう」と言いだした。どうして100こなのか聞いたら、「キリがいいから」と言われた。ぷっかには、キリがなんなのか よくわからなかったけれど、手伝うことにした。
森のあちこちから、ころころと まつぼっくりが集まってくる。32こを過ぎたあたりで、チロは数えるのにあきて、まつぼっくりで山をつくりはじめた。
「ねえチロ、100こ集めたら、なにがあるの?」ときくと、チロはすこし考えて、「100こ集めた、っていうことがある」と言った。なるほど、とぷっかは思った。たしかに、それはある。
夕方には83こまで集まった。あと17こ。でも、ふたりとも もう満足してしまったので、つづきは あした、ということにした。あしたが すこし楽しみになった。
きょうの つぶやき
「なにかのためじゃなくても、あつめていいんだ。」